女性から「いやらしいと感じた」・・・距離感を間違えないための6つの対応

かなり昔のエピソードになりますが、関西でのシニア婚活の事例でした。男性は50代で女性は40代の方のマッチングでした。

おそらく出会いのご経験の少なさから、慣れていらっしゃらないのが、色々な点で違和感の連続でした。
初めてでいらっしゃるとの事なので、相当緊張されていらした様で、何から何まで不自然で、手が震えていて少し可哀相になりました。
でも、お食事が終わる頃にはリラックスされたようで、自然な感じになられたので良かったと思います。
  
お待ち合わせ場所は懐石料理のレストランの前でした。すぐに入れたので楽でした。
毎月、月替わりのコースをお一人でお召し上がりになっていらっしゃるそうです。
コース料理もお酒もとても美味しかったです。
 
清潔感はありました。
男性のお写真を事前提示いただいたのですが、お写真よりもよりお若く感じられました。
 
でも、爪がどちらかの手だけだったと思いますが、かなりのびていらっしゃるのは気になりました。
そして、髪形を絶対に直した方がいいです。服装も普通のスーツに派手な柄のネクタイをされていて、悪いわけではないのですが、もう少しお洒落な組み合わせに出来そうな気がします。
 
でも50代後半の男性にご注意して下さる方は、多分いらっしゃらないんでしょうね。
ご結婚も一度もされた事が無く、一人っ子だそうです。
結婚は面倒くさいそうで、過去にお付き合いされていた女性とは、今は年賀状のやり取りだけだそうです。
 
携帯の番号をお伝えされたと思うのですが、前日にショートメールがきました。自分で確認するのは常識だと言い張られて、遠回しにお伝えして下さったと私には感じられる事務局のご意見にはご不満だったようです。そのメールも、タブレットを見せられました。
 
レストランで席に着いたら、準備して来たと封書を出され、お住まいのマンションの管理費の請求書、パスポート、身分証の様なカードを見せられました。
これは本日の面談料と言われて、「お車代」と印刷されたご祝儀袋のような袋(5千円入っていました)と、ご自宅の住所電話の印刷されている名刺、結婚相談所への入会の際の、会からの返信のGmailをPCでプリントアウトされたものも、封書ごと渡されました。
 
また封書を開ける時にいちいち、フッって息を吹きかけて袋を開く仕草が気になりました。
緊張されてしまって、やっていらした可能性もあります。
 
初めてお目にかかって、2時間半ほどお話ししただけなので、慣れていらっしゃらないせいなのか、何か緊張される何らかの問題をお持ちなのか、どちらか判らない部分も沢山ありました。
 
お話ししているうちに、私も違和感に段々慣れてきましたが、良いところを見つけるまでに到りませんでした。
 
ただ最後に、「お食事とお話しで自分は、とても気に入ったけど、もしあなたが僕に触られた時に不快に思うかどうか肌の相性があるから、もし今日でもお時間があれば一緒にお風呂にでも入ろうかと思っていた」、と言われました。
 
私は連休のため、お会いした後すぐに旅行の予定でしたので、その旨お伝え済みでした。今日は時間が無いのをご存知の上で、お酒も入ったことから、半分冗談かもしれないですが、同じ事を言っても人にはタイプがあるので、今のA様の場合は冗談でもいやらしいなと感じました。
 
前もっての写真やショートメールでの番号の確認も、とても楽しみにして下さっていらしたんだと推測出来ますが、温度差というか…ズレを感じます。
 
もしタイミングが合えば、もう一度A様とお食事をした際に、違和感の部分が私にとって受け入れられるのかどうか確認してみたいと思います。

抑えきれない自分がそこにいる。「この女性と肌を合わせたい」…その衝動は誰しもがあるものです。しかし、センスが悪いと肌もなにもないのです。過去の事例をマイニング(仮想通貨風)して読んでみたところ、やはりすべての行動に違和感を覚えます。

女性は問題視していないのですが、レストランの前でのお待ち合わせというのも実は良し悪しで、やはりエスコートしながらお話をして緊張をほぐしていくことが私は重要ではないかと思います。(これは人によります)

「この女性と少しでも近づきたい」、「もっと知りたい」・・・そういう思いはとても重要ですが、距離感をどうしても間違ってしまう傾向が出てきます。次のデートの時には、女性の自宅付近で待ち合わせしたいとか、もしくは自分の自宅周辺で待ち合わせしたいとか、そういった欲求も出てきます。しかし、その辺りは徐々に距離感を詰めたらいいと思いますが、2回目のデートではほとんどしないと思います。

たくさんお話して、相性があって、「お付き合いしてください」という申し出をして、そしてお付き合いに至るという流れですが、欲求を抑えられないと、腰に手を回したり、手を繋いだり、エレベーターでキスしたりと様々な行動に及んでしまいます。距離感はとても重要だと思います。

今回の男性でいえば、距離感は微妙ですが不愉快さはそこまではなく、あまり問題ではないと思います。ただ、清潔感やおしゃれ感、過度な自己開示、おじさん的な仕草、事務局のメールを見せる、事前にショートメールで連絡する等、違和感の連続だと思いますので、その日に口説いても口説けないという状況だったと思います。

以下具体的に「どうするべきか?」という解を提示させていただきます。

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