出会いの「目的」を理解せず、「距離感」を完全に誤った事例・・・「何か聞きたいことは?」と言われても・・・
出会いの目的と距離感を完全に間違った事例です。出会いの目的とは何でしょうか?
「次のステップ」=「おつきあい」
に進むための「最初の時間」であり、その時にすべきことは、「信頼関係の構築」です。
まず信頼関係を構築すること
女性は、「信頼関係を構築できない人」と次のステップに進むのでしょうか?また、信頼関係を構築するにはどういった態度で、どのような会話がベストなのでしょうか?
この考え方をきちんと持っていないと、次のような態度や会話になってしまいます。せっかくなので、女性のコメントを最初からみていきたいと思います。
ご意見
優しそうなところは良かったです。個室居酒屋へ、気を使って誘導していただけました。清潔感はありました。ただ、ラフな感じでした。私はちょっと気合いを入れて、頑張ったのに、頑張らなくてもよかったなと思いました。
個室居酒屋のデートだったようです。個室居酒屋といっても日常感バリバリのチェーン店だとデートにならないと思います。2000円、3500円、5000円のコース料理で、2000円の料理を目の前で選んでしまう男性もいます。デートであれば、おしゃれで少しアッパーなレストランで、アラカルトをお勧めします。
おそらく女性は、「きっとレストランなんだろうな〜」と考え、日常感を出さない「おしゃれ」をされてきたと思います。その点からも少し女性との「心構え」のズレが生じているようです。
ご意見
最初から「何か聞きたいことは?」と言われても…「特にないです」と言ったら会話が続かないし、かといって何を聞けばいいかわからないので、当たり障りのないことを聞きました。
会話では、お互いの自己紹介の中で、様々な話題が派生していくと思います。趣味の話や、最近見た映画、過去の生き様・・・様々な話題があり、目の前にいるその人がどんな思いをもって「今を生きているのか」にご興味はないのでしょうか。他の記事にも書きましたが、未来は過去の相似形でもあります。過去に経験したことが未来に繋がるのです。
共通の話題は「人生」
これから一緒に未来を築く可能性のある女性が目の前にいるとして、その女性の人生にご興味はないのでしょうか。さらに女性が今後どのようなことを成したいとされているのか、人生の目標のようなものに、私自身とても興味があります。
なぜなら、自分も「人生の目標」を持っているからです。
最初から「何か聞きたいことは?」と女性に質問させるような尊大な態度をとられるセンスが理解できないですし、いろいろ間違っていますよね。女性の気持ちを考えると、この時点でアウトになります。
自分の話を織り交ぜながら、バランス良く女性に質問していく。返答があればそこから話題を膨らませる。そしてまた質問するの繰り返しの練習をすべきではないでしょうか。その中で、ユーモアや人生の哲学を織り交ぜると、in-out理論的にはバッチリになります。
ご意見
さらに、普通の会話もそこそこに、「どんな男性が苦手ですか?」って最初からマイナス方向の質問ですか・・・
マイナス方向の質問だと女性は考えておられたようですが、実はこの手の質問の流れは、「どんな男性が苦手か?」と質問して、女性からの返答と逆のことを男性がアピールする流れになります。これは、デートにおける「質問」ではないと思うのです。加えて、女性の「心」を理解していない典型でもあります。
女性は男性を好きになれば、どんな男性でもOKになる場合が多い
大げさに書くと、女性はその人(男性)を好きになれば「その人(男性)がどんな人(男性)でもいい」のです。なぜなら、女性はその男性に合わせて、変化していくものだからです。女性が変化するというよりも、お互いが変化するのですが、男性と比較すると女性の方が男性に合わせやすい傾向があるのかなという印象を持っています。
お互いの気持ちが通じ合い、強烈な信頼関係を時間とともに培い、愛し合うことができたのなら、「その男性」が「白ぽちゃ」な方でも、「ワキガ」の方でも、「歯が黄色」くても問題ないのです。
気持ちが通じ合う男性、信頼関係が構築できる男性・・・・そこを目指すべきで、最初から「女性の苦手」をヒアリングして、その「逆」をアピールする必要は全くありません。不自然すぎて、センスが悪いです。
そして、ついにこの質問です・・・・