「インナーチャイルド」に起因する行動が「モテない行動」に直結している場合も!潜在的な「傷」を…
■ インナーチャイルドとは?
インナーチャイルドとは、「内なる子供」と訳されています。子供の頃に経験した、総じてネガティブな感情や経験、例えば、「悔しい思い」、「悲しい思い」、「怖い思い」、「寂しい思い」、「疎外感」、「劣等感」、「怒り等」が、大人になった「自分」の行動に影響を及ぼしてしまう概念と言われています。
家庭環境や、学校での人間関係、周囲の人たちから受けた「傷」が潜在的に心のどこかに残っていて、気がつかないまま、その原因を「癒し=回復=cure」しようとして、本来の自分がやりたくない、もしくはやるべきではない行動をしてしまう現象で、表面的な行動によって一時期は満足するも、「根本的で潜在的な」傷が癒されないがために何度も同じことを繰り返し、いつまでも「幸福感」が「持続できない」もしくは「持てない」現象と言えるのかもしれません。
この文章は、臨床心理士等の資格を持った人間が書いているわけではありませんが、念のため一般社団法人日本モテ男協会と連携している臨床心理士や精神科医に監修していただいております。
精神科医からの一言
インナーチャイルドという概念は、精神医学領域や臨床心理領域でも、そこまで一般的にコンセンサスを得られている概念ではありません。
様々な行動が、すべてこのインナーチャイルドに起因するわけではありませんが、いくつかの行動にはインナーチャイルドを起因とする行動とみられるものあります。ただ、それは、臨床心理士やカウンセラーとのやり取りの中で、要因を探っていく必要があります。
■ 具体的な行動とはなんでしょうか?
こんな行動をしていませんか?先にも書きましたように全てがインナーチャイルドを起因としているとは、言えません。カウンセリングを通じてご自身の中のインナーチャイルドを見つけていただけたらと思います。
- 処女の女性としかお付き合いしたくないと思っている
- 女性もののバッグやアクセサリーが好きで身につけている
- 「飲み会の会計はいつですか?」という分かりきった質問であり、あまり大事では無いどちらかというと「どうでもよい」質問を幹事に繰り返してしまう
- 本来支払うべき料金を支払わない時がありトラブルとなる
- 借りたお金は返したく無いと思う
- お風呂に入らない日が続いてしまう
- 月給の大半をギャンブルに費やしてしまう
- 女性が嫌がる細かな質問を繰り返して、ラインをブロックされる
- ピン札でなければ財布に入れたくないと思う
- お会計時にお金を投げて渡してしまう
- 会話をしている時に相手を指さしてしまう
- ちょっとしたことでも許せず、すぐにクレームを入れてしまう
- 約束の時間に必ず遅れてしまう
- 約束しても何度もドタキャンしてしまう
- 発達障害のある子供(自分の)だとわかっていても病院に連れて行かない
上記のような行動に至っている心理的な要因を探してみませんか?
精神科医からの一言
上記のような問題行動は一部はインナーチャイルドに関連付けて考えられると思いますが、同じ行動でもそれに至っている心理的な要因は全く違うことが多いので最初から、「インナーチャイルドありき」でのカウンセリングは慎むべきかと思います。
■ 本来の自分で成功する
人は本来の自分がやりたいこと、好きなことで「幸福感」を獲得するようにできています。あなたのそれは本来自分が「やりたいこと」でしょうか?「得意としていること」でしょうか?「時間を忘れてしまうこと」でしょうか?
一般社団法人日本モテ男協会の講師を務めていて、記事の著者である能丸二式(私)のインナーチャイルドとその「癒し」によってもたらされた生き方について、後ほど記事にしたいと思います。
■ あなたのインナーチャイルドに出会いませんか?
臨床心理士がお手伝いいたします。