「モテる態度」は、「信頼」と「愛」と「もう一つの要素」の3要素の重なりの中から生まれてくる。

先日の記事(「モテ男」になるための考え方。「心」から派生した具体的な行動が、女性の心にどのように響くのか?)は、男性の心の問題から派生する態度について言及させていただきました。基本的に、心から派生する「第一印象」、「雰囲気作り」、「会話・距離感」、「生き方」という要素に、具体的な態度として派生するものです。

今回は、女性から見た適切な態度とは何か?ということを考えてみたいと思います。その切り口から考えると、3つの要素が見えてきます。女性は何を欲しているのかという切り口と言えるのかもしれません。心から派生する具体的な態度よりも、「シンプル」に捉えてみたいと思います。

3つの要素とは、「信頼」、「愛」そして「何か」でございます。この「何か」につきましては、最後に記載したいと思いますが、実は、これから提示させていただく事例の中に含まれています。その「何か」とは何か?を考えつつ、お読みいただけたらと思います。

信頼について

信頼は「何から生まれるのか」、「どのように構築するのか」、「どのような態度が信頼につながるのか」については後ほどの記事に詳細に記載したいと思います。

信頼関係構築の悪い事例としてまずは一つ、以下を記載いたします。実はいろんな事例がありますが、その全ての事例の中に、モテ男に必要な3要素の全てが入っています。いわばそれぞれの3つの要素は、お互いに関連しており、相乗効果を良い意味でも悪い意味でも発揮しています。

やけに秘密主義な初めての顔合わせ

O様とは、挨拶もままならないまま、職場や住まい、相談所でのご紹介歴等を聞かれた後に、「僕の事は何処まで聞いてる?」と聞かれたので、「50代で会社員の素敵な方」とお聞きしていますと答えました。会社員は会社員だけど、、、と管理職とか重役とかが伝わってないのかと不満な様子です。「僕の仕事とか話した方が良いか?」と聞かれたので、お名前も教えたくなさそうだし、不機嫌だし、何処までお聞きして良いか困ったので話題を変えようとしたら、「言えないけど、貴方でも知ってる大手の企業だよ」とドヤ顔。

確かに名刺を頂ける方は安心しますが、知らない関係でも人間性や会話、コミュニケーションで信頼関係が出来ることもありますので肩書きとかはさほど興味はございません。会社のブランドや役職でしかご自分をアピール出来ないのであれば、名刺を出して自己紹介されればスマートです。プライバシーを明かしたく無いのであれば、肩書きをちらつかせずに、人間力や会話力、キャラクターで信頼関係を構築しようとして欲しいと思いました。相手の事は踏み入るけど、自分は明かさないのはフェアでは無いと感じ、とても不快でした。

これでは、何のために出会ったのか意味がわかりません。秘密にすることが魅力とでも思われたのでしょうか?「信頼」は、心もマインドもオープンにして生じますし、ご自身が開示する情報も、女性に聞くプライバシーな情報も、まだ関係性が深くない中ではバランスが取れていなければなりません。信頼関係が構築できてこその恋愛関係です。そもそも信頼関係が構築できないような態度では、その後の異性関係の発展はありません。

「愛」について

「愛」の表現方法とは、「思いやり」や「気遣い」を感じさせる具体的な行動だと思います。グラスが空いたら飲み物を勧めたり、聞かない方が良いことは聞かなかったり、レストランで2品とビール一杯で3時間粘ったりしないこと・・・等、様々な具体的な行動がございます。

基本的に、女性が何を考え、何を潜在的に求めているのか、ということを常々考える必要がありますが、実はその答えは、自分の心の中に存在します。つまり、「人」とは何を求めているのか、どうして欲しいのかという視点で、自分の心を見つめ直す作業の繰り返しで、ある程度女性の心を理解できるものです。いや「人」の心といった方が良いかと思います。

自分の心の動きは、女性の心の動きと共通している部分が多いのも事実です。当然女性特有の考え方、男性特有の考え方があるのは否めません。しかし、男性は男性なりに、女性の心の動きや方向性を察知して、先に準備をすれば良いのです。「自分がやって欲しいことをやる」、「やって欲しくないことはやらない」という視点と、やって欲しいことプラスアルファを具体的な行動に落とし込めば良いと思います。

デート事例

Sさまとお食事して、お茶しての帰り道です。 すごく気持ち悪いなっていうのが本音です。 見た目は悪くない、むしろ年齢のわりにはマシかもしれません。 新宿のレストランでお食事して新宿方面を歩きながら2度もホテルに誘われました。 1度目に「女の子の日なんです」と当たり障りなくお断りしたのに、さらに「とりあえず2人に‥」と再度違うホテルに誘われました。 悪い人では無いのは分かりますが気持ち悪かったです。 やたらと褒めてそっちに流れようってカンジが見え見えで、やたらとボディータッチされることも不愉快でした。 なんだか文句のメールみたいになってしまい申し訳ありませんm(_ _)m

「愛」無きデートの典型事例ですが、男性の欲求を全面に出し女性の気持ちを考えない典型的なデートパターンとも言えます。こういった目的で、結婚相談所に登録される方も多いのは否めません。特段、恋活婚活出会いアプリでは、こういった事例は多くあるのではないでしょうか。

「愛」というカテゴリーの中でこの事例を提示させていただきましたが、その他の要素である「信頼」も、これでは醸成できませんし構築もできません。お付き合い開始には至らない事例です。

もう一つの要素とは?

この事例から考えてみたいと思います。

女性からのコメント

B様はお会いした最初から、落ち着きのない方だと感じました。食事中はお箸を持ったり置いたり忙しなく、携帯を弄ったり…

お分かりになりますでしょか。上記の事例から見える、もう一つの要素とは何でしょうか?それは…

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