女性の「心の動き」がわかれば、自ずと「思いやり」が生まれます。その為には何をすればいいのでしょうか?
異性関係の成功において、最も大事なのは、「思いやり」と「気遣い」です。しかし、決して男性が女性に対して全てを妥協することではありません。誰しも、自分勝手な「思い」「考え」は、命のある限り自らの幸せを追求する限り、備わっているものです。ですので、自分本位性というのは宿命のようなものです。
しかし、「思いやり」を持つべき部分、持つべきではない部分というのがあり、持つべき部分は持つべきだと思うのです。特に異性関係においてはそこが最も重要になります。
例えば、ご結婚されているある有名な経営者は、時間の合間に食事を作ったり、お皿を洗ったり、洗濯したりするものです。実際に私もその様にやっています。「妻が忙しければ手伝ってあげる」。シンプルにその「行動」につながる発想でいいのではないかと思います。
出会いの時の「思いやり」とはどういうものでしょうか。例えば以下のことが挙げられます。
- ハイヒールを履いておられたらゆっくり歩く
- 道の外側を男性が歩く
- レストランまでの距離や時間を教える
- 「あの角を曲がったところです」などとナビゲーションする
- レストランの入り口についたらドアを開ける
- 席は、奥の席や空調の風の当たらない席に座るように言及して促す
- 美味しい料理を用意する
- 素敵な雰囲気のレストランを用意する
- 女性が取り分けてくれたら、「いや、そういうの大丈夫です。逆に私が・・・」などと言う
- 女性のグラスが空いたら、追加ドリンクの注文を促す
- レストランのスタッフを男性が呼ぶ
最初のデートではこういったところではないでしょうか。上記は正直申し上げて、「基本」だと思うのです。しかしその基本が全くできない男性もたくさんおられます。印象としては、8割程度の男性ができないのではないでしょうか。
上記以外にも様々な「配慮」が考えられますが、最も大事な場面というのはメニューの注文時です。メニュー注文時に男性の「わがまま」や「配慮不足」というのが露呈しやすいので、そこは別の記事を検索いただけたらと思います。「メニュー」で検索すると様々な記事が出てくると思います。
女性の心を知る
さて、以下の様な絵を作成してみました。
「思いやり」とは、「女性の心の動きを知り、または予想して先に男性が行動する」ということを意味します。ですので、「女性の心の動き」を知らない人は、女性に不快感を与えがちですし、ほぼほぼ「デート」に失敗するのです。そもそも交際という次のステージにもいけません。
しかし男性はいくら努力しても、完全に「女性」の心を知ることはできません。それは、性別としての差がありますし、そもそも「経験してきた過去」も「環境」も「思い」も「考え」も「価値観」も違うからです。強いて言えば「赤の他人」だからです。その意味では、同性も同じです。
共通項は「人」
ですが、共通項はあります。それは「人」です。漠然としていますが、人は以下のような方向性を持っています。